2012年7月30日月曜日

7.29 脱原発国会大包囲 日比谷・国会周辺に20万人
国会議事堂揺るがす
「国民の声を聞け!」の大合唱
集合場所の日比谷公園の集会で山本太郎さんが訴え(動画)
       東電前をすすむデモ隊

  道路いっぱいに広がって抗議する東電前のデモ隊 
      東電前で
       東電前で必死の抗議
   ピエロも楽しく踊りながら抗議(後ろが東電本社)
       新橋駅を後ろに進むデモ隊
放射性廃棄物を運ぶ労働者のデモンストレーション   
親子で参加
さようなら原発町田の会(国会前)
7時近くになると、国会前の歩道は身動きできないほど
 7月29日(日)、午後3時に日比谷公園・図書館横につくともう人がいっぱい。3時半に集会が始まるとすぐ満杯に。司会は雨宮処凛さん。「今の事態を変えよう」「本当の民主主義を見せてやろう」「広島、長崎、第5福竜丸、福島と4度も放射能被害を受けた日本がなぜ、原発再稼働?。このデモこそが日本の良心。日本の良心を世界に発信しよう」などと、落合恵子さん、山本太郎さん、小島敏郎青山学院大教授、長瀬文雄民医連事務局長、吉岡達也ピースボート共同代表らが熱烈な訴え。デモ出発の先頭の所に行くと太鼓の音とピエロのみなさんで大きな盛り上がり。4時にデモが始まり、公園から左へ。東電本社前で抗議のデモンストレーション。いやがうえにもシュプレヒコールの声が高まり、太鼓の音も最高潮に。新橋、外堀通り、経産省別館横を通り日比谷公園へ。約1時間かけて日比谷公園に戻ってみると、デモに出発するために待っている人たちがまだいっぱいならんでいてビックリ。
 デモが終わると、三々五々国会周辺へ。午後7時になるころには、歩道はあふれんばかり。7時半ごろ、歩道からあふれていた人たちを押しとどめていた警官の列がついに決壊し、人々が車道にあふれ、国会正門前の道路は、200メートルも 人でいっぱいに。「再稼働やめろ」「国民の声を聞け」の抗議は8時まで大いに盛り上がりました。          
                    


           


       
     

2012年7月19日木曜日

再稼働反対 原発ゼロへ
「紫陽花革命」が、開花中

つくろう!原発ゼロの日本!(7.16集会、17万人。新宿コースデモ)
6月29日、官邸前の新千明さん
一人ひとりの意思で、思い思いのスタイルで         新 千明(新日本婦人の会都本部会長)
「再稼動反対!原発やめろ!」昨夜も首相官邸前に行きました。三週連続です。300人から始まり、回を追うごとに広がり、622日に45千人、29日には20万人規模に、そして昨夜は雨にもかかわらず、ぞくぞくと官邸前を目指す人々。
誰が言ったか「紫陽花革命」、小さな花びらたちの思いが寄せ合わされて大輪となり、鮮やかに色濃さを増していく花の様にたとえたネーミング。なんと素敵ではありませんか。

一人ひとりの意志で思い思いのスタイルでアッピール、パフォーマンス。それは、これまで参加したどの集会よりも美しく気持ちの良く、勇気と希望を与えました。官邸前を埋め尽くした人々の声を「大きな音がしてるね」と民の声を騒音としか聞こえない首相は失格。そして大飯原発は再稼動が強行されてしまった。これまでだったら落胆と失望で波が引くように終息していたかもしれない。しかし今はどうでしょう!命がかかっているから、子どもたちの未来がかかっているから、もう一歩もさがらない!あきらめない!決意と覚悟が感性を通じ共有されています。
「ノリ」で来ていると冷ややかな視線や声もあります。「ノリ」でいいではないですか。直接現場に来て、見て、体感して、そしてつながって知っていく。それが「脱原発の思想」をつむぎ、政治を変える力になっていく大きな可能性を感じます。我々こそ、この「ノリ」を体験、共有し「革命」を本物にしていく役目があります。ホットな情勢をホットに感じたままに・・・  
77日の世話人・代表者会議における「開会の挨拶」)
坂本龍一さん「原発より命が大切」
       大江健三郎さん「野田内閣は750万の要請署名を提出した翌日に再稼働を発表した。私達国民は侮辱されている」
内橋克人さん「『さようなら原発』の声がゆがんだ社会をただす」
             落合恵子さん「私たちはひるみません」
本文以下の写真は、7.16大集会(17万人)とデモ。壇上でスピーチしたのは、鎌田慧さん、落合恵子さん、坂本龍一さん、澤地久枝さん、大江健三郎さん、内橋克人さん、瀬戸内寂聴さんらでした。

2012年7月8日日曜日

 歴史の岐路
  統一戦線めざす革新懇の出番 
          東京革新懇世話人会代表者会開く 7月7日
大阪「橋下維新の会」をどうとらえ、どうたたかうか 猿橋均さん
激動の情勢とナチズム               畑田重夫さん
7月7日、東京革新懇の世話人会・代表者会が開かれ、50人が参加しました。「体感して、そしてつながって知っていく。それが「脱原発の思想」をつむぎ政治を変える力になっていく大きな可能性を感じます。我々こそ体験を共有し「革命」を本物にしていく役目があります」と、新千明代表世話人(新婦人都本部会長)が開会挨拶。 

畑田さんが特別発言 
畑田重夫東京革新懇世話人(全国革新懇代表世話人)が特別発言を行い、ナチズムの歴史にふれて、「今まさに歴史的な岐路、私たちの本気度が問われている。統一戦線をめざす革新懇の出番であり、学習を重視し活動家を増やそう」と訴えました。
猿橋書記長が記念講演 記念講演として、猿橋均自治労連書記長が「大阪『橋下・維新の会』をどうとらえ、どうたたうか」と題して、講演しました。
冒頭、「稀代の立役者」橋下徹に「期待(人気?)が集まる大阪的土台」は何かを解明、それは、①大阪人の持つ、「反権力」「ボケ・ツッコミ」の気風、②「東京一極集中」による大阪の経済基盤の崩壊と、全国でも最も深刻な住民生活の困窮、③大阪市当局と連合市労連の根深い「癒着構造」にあると説きました。
続いて、「橋下・維新の会の異常な行政運営とその狙い」として、労働者・労働組合敵視と職場の分断・専制支配、徹底した「構造改革」と市民負担の強化の実態をリアルに紹介しました。そして、「税金が入れば『既得権益』」、公務員労働組合を「敵」とする攻撃を、マスコミが「持ち上げ」あおっていると指摘、その一方で、「独裁」に対する不安と萎縮の広がり、憲法・現行法との乖離、住民の願いとの離反など「不安さ」を見抜くことが大事であると述べました。最後に、「どうたたかうか」として、「狙い」を事実で粘り強く反撃、住民の権利確保と「民主的公務員制度」確立とつないで、全国や国政に波及しつつある動きを許さない取り組み強化などを強調しました。
「一点共闘」が前進
 続いて新堰義昭事務局長が、「原発、TPP、消費税、米軍基地の押し付け、憲法改悪などに反対する『一点共闘』が前進、それらが重層化して発展している。しかし、どの要求も国の政治を変えなければ実現しません。そのための統一戦線=『架け橋』の役割を果たしているが革新懇運動であると、その意義を力説し当面のとりくみを提起しました。
討論では、目黒などの各革新懇から、原発ゼロに向けた地域の共同(大田、西東京)、放射能から健康を守る活動(世田谷)、リニアモーターのシンポ(町田)、比例定数削減反対の共同(立川)、活動の改善(三鷹)などで発言があり、都教組の木下書記次長は、石原都知事の「破壊的教育改革」を告発、自由法曹団の藤本東京支部長は、「連用制は、選挙をゲーム・パズル化する」と批判しました。終わりに、「オスプレイの配備に反対する声明」を含め提案を確認しました。
東京は先行
閉会の挨拶で高岡岑郷代表世話人は、「新自由主義によるくらし・医療福祉・教育などの破壊は、大阪より12年も前に、東京で始まっている。石原氏は、橋下氏の「9条は国民投票で」よりも過激で、憲法を破棄したいと言っている。東京もがんばろう」と述べました。


2012年7月6日金曜日

   官邸前 
   原発再稼働やめろの抗議行動 
   7月6日(金)も大きな盛り上がり
                雨の中続々と参加者が
 7月6日(金)午後6時地下鉄丸ノ内線の国会議事堂駅を降りると、いつもの国会方向への昇降口でなく、反対側の国会記者会館側の出口に誘導される。地上に出るともう人がいっぱいで、首相官邸と反対方向に誘導され右折。左折して財務省上の交差点へ。1番上の写真のように、国会下の交差点は6時半ごろには満杯。雨の中でも続々と参加者が続く。子ども連れや自分の思いを書いたプラカードを持った参加者も多かった。帰宅してテレビを見たが、何万人もの人々が「原発の再稼働やめろ」と行動しているのに、ほとんどまともに放映されていない。メディアは、国民が関心を持ち、国民の多くが再稼働すべきではないと考えていることにこたえる報道をすべきではないか。

2012年7月2日月曜日

 原発 
稼働やめるまで 決してあきらめないぞ
           6月29日 首相官邸前(午後6時頃)
6月29日(金)午後6時前、地下鉄丸の内線国会議事堂前駅を下車し、改札口を出ると、地上に出るのに もう長蛇の列。地上に出たら身動きできないくらいの人、人。歩道はあふれ中央分離帯にも人の列。「再稼働やめろ」「原発反対」の声が太鼓の音とともに周りに鳴り響く。ますます勢いを増すあじさい革命!!