2015年6月25日木曜日

2015年6月25日

   国会会期延長に
    あたっての訴え
        地域・職場革新懇のみなさんへ 
      6月25日 東京革新懇代表世話人会
 政府・与党は、927日まで95日間の大幅会期延長を強行しました。
 戦後最長の会期延長は、政府・与党の自信の無さと追い込まれた結果であるとともに、戦争法案を通すとの執念の表れでもあります。
 戦争法案の審議を通じて、違憲性が鮮明となり、政府はまともな答弁ができない状況に追い込まれています。 
 国会外では、各地で続々と大集会が開催され、弁護士はこぞって反対で立ち上がり、学者・研究者、宗教者、文化人など広範な人々が批判の声を上げています。東京では、全地域で戦争法案阻止の取り組みが行われ、25の地域で党派・思想信条を越えた共同が広がっています。
 戦争法案をめぐり潮目が変わり、たたかいが急速に広がり、マスコミの報道も変化し、世論も急速に変わりつつあり、安保闘争の再来の声も聞かれる状況となっています。
 戦争法案を阻止する力は、国民の圧倒的な反対の世論と運動です。会期が大幅に延長されたことは、運動する側にとって貴重な時間を得たということでもあります。
 首都東京におけるたたかいの発展はとりわけ重要です。スピードとスケール感をもって取り組みを進めて大闘争に発展させ、戦争法案を必ずや阻止しましょう。
東京革新懇は、全力を尽くすことを表明するとともに、地域・職場革新懇のみなさんに次のことをこころより訴えます。
1、革新懇の役割を発揮し、地域・職場で党派・思想信条を越えた人々の共同した取り組みを広げましょう。広範な人々に働きかけを強めてください。
2、地域の世論を変える規模と内容の宣伝等を、広範な人々と協力してすすめましょう。議員に波状的に働きかけましょう。
3、幅広い共同組織である「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」の諸行動に、多くの方に参加を呼びかけ、一つ一つ全力で成功させましょう。以上
6/24国会包囲に3万人(総がかり行動実行委員会呼びかけ)
 
     上写真は6/24国会正門前で発言する沢地久枝さん。

2015年6月3日水曜日

戦争法阻止!9条壊すな!
首都のたたかいが決定的!
 草の根から、沖縄から、
   国会周辺から 共同すすむ
日本の未来を左右する極めて重要な局面です。国会内と連携した国民のたたかいの発展こそが、戦争法阻止の展望です。首都東京のたたかいが決定的であり、私たちがこれからどうたたかうかにかかっています。これまでの共同の発展に確信を持ち、全力でたたかいと共同を広げましょう。
5.12許すな!集会に出席し、挨拶した、左から民主近藤・共産小池・社民吉田・生活玉城・沖縄社会大衆党糸数、各議員の皆さん。
5.24辺野古新基地NO!ヒューマンチェーン,国会正門前、稲嶺名護市長の横から民主阿部、共産赤嶺、生活玉城、無所属仲里、社民照屋、沖縄大衆等糸数の各議員の皆さん 

「最近思うこと」
    NHKよ、蘇れ! 
      ビラに託す「思い」
               丸山重威  (ジャーナリスト,東京革新懇代表世話人)

 「NHKの職員の皆さん!NHKのすべての職場、あらゆる職種の皆さん! 私たちは皆さんに頑張ってほしいと願ってビラを配っています」―5月26日朝、放送を語る会、JCJなど4団体で、東京・渋谷のNHKの門前で、「NHKは政府からの自主・自立を」と訴えたA4判のリーフを配って宣伝した。

 「先日、NHKのニュースは、ポツダム宣言をよく読んでいないという安倍首相の答弁を報道しませんでした。きょう戦争法の審議が始まるのに国会中継はない。これでいいんでしょうか? 『安倍様のNHK』では困るのです」

  繁華街のビラ配りでも同じだが、さっと手を出して受け取る人、脇目もくれず足早に歩く人、手を振って断る人…。反応はさまざまだ。

 ビラを配り、相手を見ながらいつも考えるのは、「この人、どういう仕事かな?」ということだ。「制作現場かな」もあれば「技術屋さんだな」もある。そして「余裕がなさそうだな…」「疲れているなあ…」も。いろんな表情で職場に向かう人々に、仕事と仕事場の空気も考えてしまう。

 「ニュースに関係がない方も多いと思います。でも職場で話し合ってください。NHKの責任は大きいのです」。

 私たちが訴えたのは、NHKは最大のメディアとして、国民に真実を伝え、平和を守り、育てる放送局になってほしいということだ。いい仕事は、自由で健康な職場からしか生まれない。だから中からも声を出してほしい。NHKは、政府広報機関ではない。会長は辞めるしかない…。

 配ったリーフは千八百枚。「NHKはジャーナリズムとして蘇れ」という私たちの思いをどう伝えてくれるか。職場で家庭で、何人の人に読まれ話題になるか。

 小さなリーフに、私たちの「思い」が託されていた。