2016年12月20日火曜日

12月19日

戦争法廃止国会前行動に3000人
オスプレイ飛ばすな!横田配備反対!
戦争する国絶対反対!原発いらない!
憲法破壊絶対反対!生活壊すな!
未来を壊すな!労働法制改悪反対!
   
   
       民進党山尾しおり議員
         共産党穀田恵二議員
    社民党福島瑞穂議員
   高田健さん

2016年12月18日日曜日

信頼深まり野党共闘推進
戦争させない!江戸川総がかり行動実行委員会
  小林哲雄(FB江戸川総がかり行動管理人)
   昨年、安全保障法制(戦争法)に対する反対運動の高まりの中で、総がかり行動実行員会主催の国会前集会や新宿街宣などで出会った数人の江戸川区民が、総がかり行動を江戸川区でも作ろうと思い立ち、区内の市民運動団体や労働組合などに呼びかけ、20161月に最初の会合を持ちました。
 「戦争させない!江戸川総がかり行動実行員会」は、原則として個人参加で、戦争法廃止、憲法の平和精神を守る(憲法壊すな)に賛同した方です。この二つに賛同する方に、広く門戸を開放しています。代表は、鈴木篤弁護士(江戸川法律事務所)。江戸川憲法を読む会代表、さよなら原発江戸川連絡会代表、「私は日本国憲法です」著者、江戸川生活者ネットワーク顧問です。事務局は、小畑精武氏(江戸川ユニオン、戦争をさせない1000人委員会・江戸川)と、宮澤圀寛氏(江戸川区労連、戦争させない江戸川の会)の2人です。毎月一回実行委員会を行い、10人程度が参加し、会の方針や運営について、話し合っています
野党国会議員ら参加し盛り上がった大集会パレード
 活動は、324日、井筒高雄さん講演会。元陸自レンジャー隊員の目から見た安全保障法制の問題点。約80人参加。初めての取り組みでしたが、会場が満員になる盛況でした。
 528日、戦争させない大集会&パレード、西葛西駅駅頭・野党共闘演説。葛西二反割公園で集会後、西葛西児童公園までパレード、その後西葛西駅駅頭で野党議員による演説。民進党初鹿明博衆院議員、日本共産党吉良佳子参院議員、社民党福島瑞穂副党首・参院議員、野党都議会議員・区議会議員。参加者約350名で戸川区初の総がかり集会として大変盛り上がりました。
立場の違い乗り越え、信頼深まる
 7月、都知事選挙の応援は、総がかり行動の中の有志が、鳥越候補を応援する勝手連を作り応援活動を行いました。結果は残念でしたが、互いの主義主張や立場の違いを乗り越え、同じ目標に向かって行動する中で、信頼関係が深まりました。103日、「安倍政権を動かす日本会議ってな~に?」菅野完さん講演会。あいにくの雨でしたが、約120名の参加で、日本会議の正体と狙いについて認識を深めることが出来ました。
野党共闘推進の一助に
 1113日、政府の自衛隊派遣方針が固まる中、緊急行動として「自衛隊を南スーダンの戦場に送るな! 11.13江戸川集会 パレード&市民野党共闘演説」集会を行いました。船堀スポーツ公園で集会後、船堀駅までパレード、その後市民と野党議員による街頭演説を行いました。民進党初鹿明博衆院議員、日本共産党宮本徹衆院議員野党都議会議員、江戸川生活者ネットワーク区議会議員、メッセージ代読(自由党山本太郎参院議員、社民党福島瑞穂副党首・参院議員)。参加者は、緊急行動のため約200人でしたが、メッセージも含め、4野党+1地域政党の参加があり、江戸川区での野党共闘推進の一助になりました。(インターネット上の広報、意見交換、連絡等、FB江戸川総がかり行動・フェイスブックグループ  https://www.facebook.com/groups/452954321540897/
  ご意見をお寄せいただければ幸いです。  

2016年12月11日日曜日

平和・立憲主義・個人の尊厳 守る希望ある日本へ

東京全地域での市民と野党の共闘めざし、緊迫感ある充実した意思統一・交流行われる  
     12月10日 東京革新懇事務局長会
 1210日午前、解散風が強まる中、初めての緊急の東京革新懇事務局()長会議が開催されました。この間の野党の共闘をめざす取り組み、困難・苦労を反映し、各地域で市民と野党の共闘をつくり出していく上で教訓を学び合う緊迫感のある充実した画期的会議となりました。24地域革新懇、代表世話人8人など会場いっぱいの38人が参加しました。
冒頭、須藤正樹代表世話人(自由法曹団東京支部長)が開会あいさつ(写真)、続いて「市民と野党をつなぐ会@東京」事務局長の鈴木国夫氏が「統一戦線の時代に入った」等の連帯の挨拶(写真)を行いました。
今井事務局長が「総選挙勝利に向け市民と野党の共同の前進をめざして」と題した「基調提起」を行い、野党共闘の内容と水準は市民の運動にかかっていること、地域革新懇が戦争法廃止反対等のたたかいを一層発展させること、総選挙をたたかう市民連合を結成すること(この間の戦争法廃止の共同組織の場合もあり得る)、共通政策の豊かな発展めざすこと、「本気の共闘」でたたかう体制づくり、市民連合の活動を支えること、小選挙区ごとの連携を確立すること、選挙になったら統一候補の実現と勝利めざし全力あげることなどを提起。東京の2326市すべてで戦争法廃止等の思想信条超えた共同が広がり、その基盤の上に小選挙区での野党共闘の前進めざす動きが23の地域に広がっていると報告。都政をめぐる情勢と当面する取り組みも提起しました。
討論では11人が発言、以下のような特徴的な発言がありました。
・日野 民進党との共同で苦労している。候補者をどうするかはやめよう。政策の確立が重要だ。
・大田 戦争法に反対するオール大田実行委員会で予定候補含め3回の懇談会で政策の柱4本、個別政策7本で一致。連携も強まっている。1月に野党勢揃いの大街頭宣伝やる。乗り越えるには運動必要。
・府中 「選挙で変えよう府中市民連合」5月結成、6月に100でキックオフ集会、11月にステップアップ集会。来週から市民連合と各党の個別の懇談を行う。18区内の小金井市民連合とも協議予定。
・練馬 豊島と練馬の一部10区補選取り組み、苦労があった。市民中心にやらないと政党は動ききれない。団体が積極的役割を発揮しないと市民団体が浮いてしまう。率直な議論も重要だ。
・三鷹 三鷹は市長を民主党が担ぎ出し、民進、自民、公明が与党。いろいろあっても他党と仲良くしなければだめだ。初めて民進党の忘年会に行く。
・北  革新懇は年間スケジュール的なことをやってきたが統一戦線に関わることやってこなかった。野党共闘実現は革新懇の一番の役割だ。12区は共闘すれば勝てる可能性ある。どこでも野党共闘めざそうと発言し、機運を広げている。
・杉並 「8区の安倍政治に対抗する統一候補の擁立を求める円卓会議」を同時選も視野に51回目、62回目、総選挙視野に113回目開催し、124回目やる。政策10本まとまった。「自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並」の事務局会議は、解散風も吹く中で11月から毎週開催している。野党共闘推進のポスターを1500枚つくり民進、共産の両事務所に下ろした。@杉並を中心にいろんな運動が連携してきている。
今井事務局長がまとめ三好鉱一代表世話人が閉会挨拶。

2016年11月30日水曜日

安倍政治に対抗する統一候補の擁立を求める第3回円卓会議に120名 
       8区(杉並)  1119
「平和と自由のために行動する議員と市民の会@杉並」は11月19日に「8区(杉並区)の安倍政治に対抗する統一候補の擁立を求める第3回円卓会議」を120名の参加で開催。
今回は第1部で、①10項目の「政策協定案」を提示して議論、②野党統一候補実現の世論を高めるため、会のポスターを作成し(1500枚・下写真)積極的に張り出すこと、③会の賛同者を広げ、賛同金による財政確立など、具体的な取り組みも提起されました。第2部では、会に賛同し出席している超党派11名の都区議の紹介、そして衆議院予定候補者である吉田はるみ(民進党)、長内史子(共産党)の紹介とアピール、休憩中、参加者からあつめたポストイット「私が候補者に望むこと」「どのように候補者を決めたらいいか」をもとに、参加者と候補者の意見交換が行われました。
 参議院選、都知事選をともにたたかってきた経緯もあり、終始和やかに会がすすめられ、「共闘」の輪がさらに前進したように感じられました。  
次回第4回円卓会議は12月17日(土)に開催。賛同者の拡大とポスターの張り出し、政策協定案の確定、候補者をどのようにして決めるか、選挙前の候補者決定の大集会などが課題となっています。写真説明、前2列 超党派の都区議、3列中央、衆院候補の長内氏(左)と吉田氏(右) (杉並革新懇 内藤利治) 

2016年11月29日火曜日

11月28日

3回「市民と野党をつなぐ会@東京」に85人 
衆院選東京全選挙区での市民と野党共闘の大きなステップに 
     25区中23区からの参加 
第3回「つなぐ会」は、中野区内で開かれ、10月31日の発足会を上回る85人の参加とともに、東京の小選挙区25区中23区から参加がありました。 
市民連合の高田健さんが「内閣支持率が60.7%に達しているのは明確な野党共闘の選択肢が示し切れていないからだ。市民が政治に参加する新しい市民運動の文化が出てきた。民進党新執行部体制は2歩も3歩も進んだもとでの1歩後退だ。連合最大労組の自治労は野党共闘路線を表明した。連合事務局長会議は『各県に任せる』と確認。地元でどこまで話し合い、しっかりした政策協定・共闘態勢をつくり出せるかにかかっている。市民連合として、12月21日に4党幹事長クラス、1月上旬に党首クラスとの意見交換の場を設定したい。全国各地で市民のプラットホームをつくり市民が政治に参加することに私達の『希望』がある」と、ミニ講演を行いました。(写真は、ミニ講演の高田健さんと、つなぐ会事務局長の鈴木国夫さん)
 11月7日に結成した「チェンジ国政!板橋の会」からは、結成の経過と会の趣旨、政策協定を11月29日に確定する、12月15・23日にタウンミーティングを行い、27日には、大望年会を行う、東京11区で下村博文を落とす決意が語られ、参加者に大きな示唆と刺激を与えました(上、写真報告する岡村さん)
 鈴木国夫事務局長からは、確認してきた会の性格「東京の各地域での選挙で市民と野党の共同を進める」「地域ごとの選挙を担う市民組織の横の連絡会」「個人参加」と今後の会の運営ついて提起があり、討論が行われました。「非常に参考になった」「刺激を受けた」との感想が聞かれ、東京全域・全小選挙区で市民と野党の共同を実現していく大きなステップとなりました。
 次回は、121519:00 台東区役所生涯学習センター4階です

2016年11月23日水曜日

11月23日福生・多摩川中央公園

オスプレイを東京横田に配備させない
11.23大集会に5000人
日米軍事再編が、やりたい放題に進んでいる
外国メディア「ついに日本が世界の戦争に自衛隊を送って、殺し殺される活動に入ろうとしている」「こんなことは絶対に許されない!」共産党小池書記局長の連帯挨拶
東京革新懇・三多摩革新懇、各地域革新懇からも参加        
中野区革新懇
日野革新懇
府中革新懇
東村山革新懇
左から山添参議院議員、小池参議院議員、宮本衆議院議員
横田基地に沿ってのパレード
日本のどこにもオスプレイはいらない
会場の多摩川中央公園上空をC130輸送機らしき軍用機がひっきりなしに離着陸訓練を行っていました。









       


2016年11月15日火曜日

11月15日 午前7時45分

駆け付け警護絶対反対!今すぐ撤退!
南スーダン新任務、閣議決定許さない!と350人が参加 
民進党・共産党・社民党国会議員が参加し挨拶
左からコーラーの菱山さん、共産・高橋、民進・近藤、社民・福島、共産・井上、共産・岩淵、共産・畑野の各議員
挨拶順  高橋千鶴子衆議院議員
近藤昭一衆議院議員
            福島瑞穂参議院議員
新任務付与反対!自衛隊は南スーダンからただちに撤退!と元気いっぱいコールする参加者
 11月15日、午前7時45分から、自衛隊は南スーダンから直ちに撤退を!戦争法の発動と「新任務付与」に反対!の官邸前緊急行動が行われました。総がかり実行委員会を代表して、憲法共同
センターの長尾ゆりさんが挨拶。
 「戦争法の発動止めよう!」「南スーダンへの派兵反対!」「武力行使絶対反対!」「閣議決定絶対反対!」など、みんなで怒りのコールをしたあと、高椅千鶴子共産党衆議院議員、近藤昭一民進党衆議院議員、福島瑞穂社民党参議院議員が、連帯の挨拶。清水雅彦さんが憲法学者の立場から「武力行使は完全に憲法違反」と訴えました。最後に戦争させない1000人委員会の福山真劫さんが、11.19国会前行動、12月10日の辺野古・高江を強行するな・沖縄連帯集会などの行動提起を行いました。

2016年11月2日水曜日

10月31日

市民と野党をつなぐ会@東京 を設立
〇東京の各地で市民と野党の共同をすすめ、野党統一候補擁立をすすめる 
〇衆院小選挙区25区から世話人を
                 鈴木国夫さん
森田彦一さん
1・5・6・8・11・13・18・21区の新宿、目黒、世田谷、杉並、板橋、足立、府中、日野などから発言
                      池上保子さん
1031日、上池袋コミュニティセンターにおいて、「市民と野党をつなぐ会@東京」の
設立集会が開かれ、70人が参加しました。はじめに準備会の鈴木国夫さん(写真右)か
らこの集会開催にいたる経過と趣旨説明がありました。続いて、「TeNネットワーク
2016」の森田彦一さんから、東京10区補選の経過報告がありました(左写真)。勝利し
た新潟知事選の教訓についての報告のあと、この会の目的と役割、組織形態(個人参
加)についての説明がありました。このあと、世田谷、新宿、板橋、足立、杉並、日
野、府中などから地域の取り組みの現状が報告されました。東京革新懇の今井事務局長
は、全都各地域の「戦争法廃止、野党共闘の発展」について発言しました。集会は各選
挙区から世話人を出すことなどを確認して終わりました。下顔写真は左から順に、
新宿、板橋、杉並、今井(東京革新懇)、日野、杉並、足立の皆さん。

当日のプログラムと目的・役割など
市民連合めぐろ・せたがやの野党共闘づくりのプロセス


2016年11月1日火曜日

東京中央市場労働組合委員長

    中澤誠さんにインタビュー

豊洲市場基本設計すら未決定
「豊洲移転は限りなく不可能」
市場の核心=「物流効率」崩壊
 
世界最大の規模を誇る築地市場、外国人の観光スポットにもなっています。
築地市場の豊洲への移転が大問題になり、小池都知事は移転を延期しました。豊洲への移転は、盛り土など汚染土壌対策にとどまらず、市場で最も重要な効率的な物流という点での致命的欠陥、交通アクセスの破たん、現在より狭く使い勝手が悪いなど「移転は限りなく不可能に近い」(中澤氏)問題を抱えています。ひいては消費者に対する安くて新鮮な魚介類の供給にも係わる問題でもあります。10年にわたり豊洲への移転反対で取り組んできた中澤誠さん(全国一般東京地本東京中央市場労働組合執行委員長)にインタビューしました。
築地市場の魚の流れと中澤さんの仕事について
全国から荷物を集めるのが卸、競り、相対で仲卸が購入、ここで価格が形成される。仲卸に小売店が買いに来る。卸がどんどんスーパーと直接取り引きしている。
私はターレに乗って魚を小売りのトラックまで運ぶ仕事を30年やっている。生鮮食品は置いとくと腐る。売る方が弱く買いたたきが起きやすい。それで卸市場をつくった。そのことが食文化をつくる上で大きかった。
豊洲への移転はどんな問題としてとらえたらいいのでしょうか
一般の人は土壌汚染に関心あるが、移転計画全体を見たら最終的に誰の手に物流が落ちるかだ。流通は本来国民のものとして規制もしてきたが、TPPなど大きな流れは国民の手から離れてきている。流通を大手資本が握ると仕入れが大変になる。国の方針は流通を国民の手に置いとくところから離してきている。年度内に卸売市場法改正の動きだが、物は市場に来ないが売買の成立を認める内容だ。中小の切り捨てだ。
築地市場の機能性はどうですか
圧倒的な物流効率がすごい。築地市場をつくったとき良く考え抜かれている。施設の配置が理にかなっている。卸と仲卸の間の価格形成がすごくスムーズだ。卸と仲卸が弧を描いており密着する距離が長い。四角だと発生するボトルネックがない。関東大震災で日本橋から移ってきたが、人口密集地でどう効率よく平等に提供していくか、昭和モダン、近代の先端だった。映画「築地ワンダー」が上映されているが、その中で「卸市場の革命」と紹介されている。
築地市場の事業者、労働者、買い出し人の意見を充分に聞くのが最も基本と思うが
この点はゼロ点。2005年まで公開の新市場建設協議会というプロセスがあったが、2006年、石原都知事が2016年オリンピックの東京開催に間に合わせるとして、関係者の意見を聞くと異論が出て間に合わないと排除、情報隠蔽し、3年間も協議会を開かなかった。2014年、着工1週間前、伊藤理事長など推進派の業界代表から「こんなものつくって都民から糾弾される」と東京都は袋だたきとなったが強行した。
盛り土が大問題になっていますが
盛り土問題は驚いた。発見したのは私。1700キロの床積載荷重がおかしい・床が抜けるとネットに載せたところ大反響。構造計算専門家の高野氏に調査をお願いしたら「床は抜けないが建物がおかしい。でかい空洞がある」となり、日刊ゲンダイが報道した。その後共産党都議団の調査となった。
基本設計が決定されてないとのことですが
日本最大手の日建設計が20116月に豊洲市場の基本設計案を納品した。1年かけても、業界団体の長は全員推進派だが合意できなかった。基本設計案では建物地下の盛り土はない。基本設計は決定されていないので公開されてない(今は見ることが出来るが)。決定されていないが予算が決められ執行されている。
土壌汚染問題をどう考えていますか
本格的にきれいにすると膨大なカネがかかる。ある地質会社の関係者は4000億円はかかると話していた。土壌汚染対策は586億円から始まった。ブラウンフィールドというが、土壌対策費が土地価格の30%を超えると使いものにならない土地と見なされる。豊洲の土地は大雑把に2000億円、30%以下に押さえるとすると汚染を隠す以外にない。いい加減な調査で汚染を隠している。10m深度までやらなければならないが、有楽町層が不透水層だとそこまでにしている。帯水層の調査も300カ所以上怠っている。汚染を10mメッシュでやり、汚染が見つかれば横に調査するものだがやってない。法で定めた最低限もやっていない。現在は土地価格1800億円で土壌汚染対策費は850億円の見通し。揮発性のベンゼン、シアン、水銀が多くやばい。土壌汚染対策費は本来原因者負担、東京ガスが負担すべきものだ。
豊洲への移転で市場の機能はどうでしょうか
物流効率がメチャクチャ悪い(後掲)。交通アクセスがない。大きく言ってこの2点だ。唯一の駅がゆりかもめ「市場前」駅。豊洲市場の建設工事関係者は最大1万人、他の乗客が乗れなくなるのでゆりかもめは使わなかった。築地市場関係者は2万人、どうしようもない。自動車のアクセスも晴見通り1本しかない。買い出し人がたどり着けないし出られない。
豊洲市場の建物耐荷重性能問題が指摘されていますが
フォークリフトを使用する場合は耐荷重は最低でも11.5トンは必要だが700キロ。設計したときはフォークリフト使用を考えていなかったのではないか。フォークリフトはかなりの台数(13437台)があり、ターレは2000台ある。生け簀の深さは70センチまでとの都のお触れは撤回されている。
卸と仲卸の間が道路を挟んで離れていますが
卸と仲卸の間が一番重要な動き。そこが離れることは物流効率が悪いポイントだ。非常に物流コストもかかる。
買い出し人の駐車場が34階で仲卸が1階で分かれていますが
物流で使うスペースが豊洲では非常に狭くなっている。敷地は築地23㏊で豊洲40㏊、築地はほぼ全域使用しているが、豊洲は建物内となり18ヘクタールで逆に狭く、故に立体配置となっている。築地は一部立体になっているが、一階部分が圧倒的であり問題ない。豊洲は駐車場が上にのり、エレベーターかスロープ使わなければならない。スロープは貧弱で狭く長く、途中に切り返しがあり下りてくる車が見えない。必ず死人が出ると言っている。登り下りは分けるべきだ。エレベーターは710台ぐらい。ターレが一斉に昇るので圧倒的に不足している。
仲卸のブースの狭さ、仕切りの問題はどうですか
現在より狭くなり、とにかく狭い。生鮮食品を扱う故に冷蔵庫(これまでは共有冷蔵庫使用)、仕切りを設置しろとなっており、さらに狭くなる。設計にはスプリンクラー、氷製造所、氷販売、売店も無かった。想像を絶するものが出来るのではないか。
濾過海水使用について
東京都は濾過海水の使用を考えていなかった。活魚を扱う業者が何としても必要と業者負担でつくることになった。現在は海水で洗っているが、豊洲では海水は床に流せないことになっている。
駐車場不足も指摘されていますが
築地市場に車が何台出入りしているか34年前に調査したが分からなかった。何台か基本数字がないままに駐車場つくられ、絶対足らないと言われている。アクセスが遠い故に待機スペースも今よりかなりいるはずだが考慮されてない。
その他でどんな問題が考えられますか
仲卸の面積あたりの使用料は他の市場も共通でこれまでと一緒だが、豊洲で駐車場やバース使用料がかなり高くなるのではないかと危惧されている。
市場関係者は豊洲への移転をどう考えていますか
日テレ記者が仲卸を無作為調査したが8割が豊洲移転反対、2割が賛成だった。私の感触でも8割が移転に反対しているが、これまでかかった費用は補償してほしいとなっている。
小池都知事はあくまで移転の延期としていますが、今後の見通しはどうですか
小池都知事が移転に踏み切れば政治生命が危うくなるのではないか。
豊洲への移転は可能ですか
移転は限りなく不可能に近い。次の日程決めても業界から本当に大丈夫かと言われる。次の日程出せない。誰が都知事でも移転は出来なかった。一日も早く損切りした方が良い。現在仲卸は520店だが、今月末で何十という仲卸が店をやめる。移転を強行していたら100店はほぼやめている。
今後、築地市場はどうすべきと思いますか
築地市場の現地での再整備できるのに不可能だとした経緯が非常に不透明だ。豊洲への移転を画策する人が潰した。豊洲に誰も買えない土地がある。築地市場をどかすとすごいカネになる。バブル期には2兆円とされたが現在は3500億円。
建物が出来たからしょうがないと世論が動く可能性あるが、築地と豊洲、両方は出来ない、どちらかを選ばなければならないとしたら結論は一つ。築地だ。

たった一人からの反撃、巻き返しだった。いつかはこうなると確信していた。20157月に、2016117日と移転日を決めたのは向こうの負けと思った。

2016年10月17日月曜日

新潟知事選に続き、
東京10区・福岡6区補選も勝利へ
山口二郎さん、伊波洋一さん、笠井亮さん、民主党議員も参加する下記の集会にぜひご参加ください

2016年10月8日土曜日

     衆院東京10区補選  
     市民と野党の共同候補
     鈴木庸介氏とTeNットワーク2016代表森田彦一氏、岸良信氏(東10区国政対策委員長)が記者会見
    108
  108日、午前11時半、3氏は記者会見し、下記の協定書を結び、アベ政権の暴走政治を
やめさせるために全力を尽くすことを表明。 
記者会見は「TeNネットワーク2016」が開き、鈴木庸介氏は、「1つの目標に向かって、とにかく、今の政権の体制では、この国はもたないと確信していますので、多く議論をかわしながら、よりよい地域づくりのためにがんばっていきたい」、と決意表明。岸良信氏は「協定書に基づき、何としても政治を変えるためにがんばっていきたい」と表明しました。写真は左から森田、鈴木、岸の皆さん。下記左はTeNネットと鈴木庸介氏との協定書、右はTeNネットと岸良信氏との協定書。
市民による大宣伝  9日(日)
11:3012:30  池袋五叉路 
全都から応援を!
TeNネットワーク2016では、9日(日)午前1130分から池袋五叉路(池袋駅東口からサンシャインに向かってすぐの五叉路)で大宣伝行動を行います。チラシ配布も行います。 

東京革新懇は924日の世話人会で東京10区補選での野党共闘の実現と勝利をめざすことを決めています。ぜひあすの宣伝行動にご参加ください。市民と野党が協力し「市民と野党の共同候補」鈴木庸介さんを大きく押し上げていきましょう。同補選は1011日公示、23日投票です。