2016年4月28日木曜日

 「野党共闘で政治を変える」
  日野市民連合がスタート      

この1年、日野市内に平和の共同を広げてきた「戦争はいやだ!平和憲法守ろう!日野の会」は、すべての市民を視野に、「市民の平和の願いを励ます」「願いを行動へと呼びかける」「だれでも参加できるとりくみを企画する」をモットーに、3度のピースパレードを日野史上最高の参加で成功させてきました。特に、131日に日野市最大の市民会館大ホールを埋めた900人の平和のつどいは、市民63人によるピースコーラスでオープニング、市内の弁護士さんが講演し、ママの会の若いお母さんや元市議会議員アピールの代表などがスピーチを行うなど、市民参加の手作りの集会として成功しました。この集いで、野党5党から連帯挨拶やメッセージが寄せられ、「野党は共闘」の声が会場いっぱいに響きました。 
58日市民連合結成に向け議論
この「野党は共闘」の声を日野市内でさらに広げようと、つどいで講演・スピーチした方が集まり、日野市民連合の準備を2月から始めました。最初の打ち合わせで、立場を超えて立憲主義を擁護するために野党共闘を説いて回っている小林節さんをぜひ呼ぼうということになり、集会の準備が始まりました。衆議院東京21区(日野・立川・昭島)を地元としている民主党の長島昭久議員は集団的自衛権を容認する防衛族として有名ですが、その地元でも野党共闘で政治を変えるうねりをつくりたいとお願いし、小林節さんには多忙な中、58日にお出でいただくこととなりました。小林節さんは、長島議員の慶応大学大学院での恩師でもあるので、どんな話をされるか楽しみです。
3月から始めた日野市民連合準備会には、元民主党員で長島議員を応援してきた元市議会議員、市民9条の会でも先頭に立っている弁護士さん、ママの会日野を立ち上げ憲法カフェなどに取りくんでいるお母さん、日野の会など戦争法廃止の運動を続けてきた市民団体、所属の違いを超えた労働組合の役員、大学の有志の会で活動している大学の先生などが参加し、会の理念や方針、野党各党への選挙協力の要請書、5・8結成のつどいの内容などについて、議論を重ねています。 
4野党に要請
議論をもとに、4月中旬には、4野党の本部へ、「結成のつどいでの連帯挨拶」「参議院選挙での選挙協力」「衆議院東京21区での野党共同候補擁立についての協議の開始」を求める要請書を送り、18日に民進党東京21区総支部へ、19日に日本共産党田村智子副委員長、社民党東京都連へ、要請に伺いました(生活の党へは電話で要請し郵送)。その結果、民進党の東京都連(幹事長は長島議員)から、小川敏夫参議院議員が来て挨拶するとのご連絡をいただきました。21区での選挙協力の要請を受けての挨拶ということであり、大変重みのあるものとなると思います。日本共産党と社民党からも国会議員などが連帯挨拶、生活の党からはメッセージの予定です(425日現在) 
若者が「UNITE!ひの」立ち上げ
421日、日野の会は「今なぜ、日野に市民連合か」と題して学習討論集会を行いましたが、参加した20代~40代の若者5人が「若者に魅力ある運動をつくりたい」と発言し、参加者に希望と元気を広げてくれました。さっそくfacebookを使って連絡を取り合い、「UNITE!ひの」を立ち上げ、とりくみが始まっています。若い力も大いに発揮できる市民連合にしていきたいと思います。 
市民連合結成の大成功と1000人行動
5・8結成のつどいを「野党共闘で政治を変える」市民の熱気で大成功させ、528日には参議院選挙に向けて高幡不動南口を埋めつくす1000人行動を計画しています。市民と野党の共同を強め、参議院選挙で自公勢力に審判を下す市民選挙を展開し、戦争法を強行した安倍政権を退陣に追い込む決意です。

磯崎四郎事務局長
 野党共同候補擁立へ
「市民連合@国分寺」結成
市民連合の正式結成集会が427日120人の参加で開催。第1部で教育学者の梅原利夫さんが講演。伊江島に生きた阿波根昌鴻さんの思想「ヌチドウタカラの家」を沖縄だけでなく日本から地球全体の思想にしたいと訴えました。また第2部では事務局から市民連合の当面の活動と市民連合は何をするのかの提案がありました。
<当面の活動>
*市民連合@国分寺への市民の登録を進めること。講師を招いて学習会を企画します。
*適切な時期を選び衆院19区での野党4党に共闘と市民との共同を求める協議を申し入れます。
*19区レベルでの共同の動きとの連携を進めます。
<「市民連合@国分寺」は何をするのか>
*市民連合@国分寺は「安全保障関連法の廃止」「立憲主義の回復」
「個人の尊厳を擁護する政治」を目標とする市民の集まりです。
*この目標に賛同する市民は申し出てこの連合に加わります。賛同する団体・組織は互いに確認して市民連合@国分寺の協力団体となります。
*国政選挙においては、必要に応じて目標の実現にそう政策を掲げる候補者を推薦あるいは支持します。
補強意見や感想などの討論の後、提案が確認されました。【荒井清介事務局長】

町田

野党共闘あと押しする市民×政党懇談会、市民集会開催
幅広い政策一致に歓声
 「戦争法廃止」「野党は共闘」町田市における、超党派の“一点共闘が大きく発展しつつあります。昨年5月に、超党派・非暴力で「集団的自衛権反対」「憲法9条を守ろう」を一致点に発足した「戦争はゴメン‼まちだ市民連絡会」は、3月23日に「町田市民×政党懇談会」を、4月8日に市民集会「やっぱりいらない戦争法‼#野党は共闘」を開催しました。 
4党と市民が懇談会
 懇談会では、旧民主党の櫛渕万里元衆院議員、日本共産党の松村亮佑前衆院候補、社民党の谷沢和夫市議、生活者ネットの渡部真美市議が出席。80名超の傍聴者を前に、事前質問をもとに「戦争法廃止」「安倍政権による憲法改定反対」「辺野古米軍基地建設で民意尊重」「野党共闘実現」について一致し、力強く意見表明。学生、ママ、元教師、弁護士、大学教授、年金者9人の多彩な市民弁士が、自らの思いを述べつつ質疑し、政党関係者が答えました。
 さらに「消費税10%増税凍結」「原発再稼働反対」「経済格差の是正」「保育士待遇改善と待機児ゼロ」「返済なしの奨学金創設」「TPP加入ストップ」など、幅広い政策で一致。前に貼り出した政策○×一覧表に、傍聴者から「画期的だ」と歓声が上がり、拍手がおきました。
323野党共闘すすめる懇談会 町田市民×政党

「戦争法」
廃止
憲法
改定
沖縄米軍基地
民意尊重
野党共闘
原発新増設・再稼働
消費税
10%凍結
民主
×
×
共産
×
×
社民
×
×
ネット
×
×

格差是正
保育士処遇
待機児ゼロ
ブラック企業規制最賃大幅アップ
学費値上げ
返済なし奨学金
企業団体
献金禁止
TPP
加入
民主
×
共産
×
社民
×
ネット
×/
×

中野晃一氏講演「安倍首相はDV気質。共産党は褒めるべき」 
市民集会には520人が参加。町田で集めてきた「戦争法廃止統一署名」の中間発表では、20以上の団体・個人が、それぞれの署名数を掲げて登壇する中、21,527筆と発表。T-nsSOWLの高校生、農村伝道神学校(牧師さんの学校)校長、新日本婦人の会、署名でがんばる個人がリレートーク、民進・共産・社民・ネットの代表があいさつ。党派、宗派、世代、団体などを超えたとりくみであることを印象づけました。
メイン弁士の中野晃一さん(上智大教授/市民連合)は、絶対得票率が16%に落ち込んだ自民党の歴史的凋落と2大政党の破綻をデータで示し、若者を含む国民運動の盛り上がりと国政選挙での野党共闘実現による“「自公VS市民+野党」の構図と“受け皿づくり、リスペクトを忘れない対話の重要性を強調。「安倍首相は『愛している』といいつつ殴るDV気質。一部の支持者は『愛だ』と思い込もうとするDV被害者のよう」と指摘し、「自らが躍進中でも党利党略を超えて共闘する共産党は褒めるべきだし、こういう姿勢をとる共産党が今回比例で伸びないと次はないと思う。直接得をする民進党は、せめて『ありがとう。一緒にやろう』と応じるべき」「市民が後押しし、時にはお尻をたたき、まともな政治家・政党を育てよう。力を合わせて安倍政権を倒し、政治を変えよう」と訴えました。
 集会の最後に、参加者の拍手で「戦争法廃止、憲法改定ストップ、野党共闘を求めるアピール」を採択。高校生のコールでもりあがり、戦争法廃止署名をさらに集め、5.3憲法集会、5.8町田市民デモなど、今後も一致して声を上げ続ける決意を固め合いました。〔日本共産党町田地区委員会 松村亮佑〕


2016年4月19日火曜日

4月19日夜

国会議員会館前・図書館前に7500人
参院選に勝利しよう!
 コール 戦争したがる総理はいらない!
     安倍政権をみんなで倒そう!
 生活の党の主濱了さん「5党首共同は岩手知事選から」
   民進党の江田健司さん「参院選で勝利しよう!」
 共産党の小池晃さん「皆さんの運動から野党共闘へ」
社民党の福島瑞穂さん「ともに未来をつくっていきましょう」
札幌前市長「北海道5区補選、なんとしても勝利を!」
 伊藤真弁護士「いよいよ戦争法案、裁判所に提訴」
   山口二郎さん「一気に国会を変えましょう!」
        国会前に長蛇の列7500人
         

2016年4月12日火曜日

野党は共闘!野党はガンバレ!
(3.13シールズと学者の会の新宿東口での街宣―奥田愛基さんらのコール。動画)
   希望の種がまかれている!
           香山リカさん
  生きることをバカにするような
  アベ政治   西郷南海子さん
(以上3つは、3月13日、新宿駅東口でのシールズと学者の会の街宣から)

2016年4月1日金曜日

「私に何ができるかひたすら考えた」
高校生が呼びかけた中野デモに600 
高校生が呼びかけた3月の中野区のデモについて、中野革新懇ニュース119号(318日)より転載し御紹介します。 
12日、高校3年生が呼びかけた「戦争しない政治を求める中野デモ」が行われました。サウンドカーやドラム隊も出て、にぎやかに力強く「戦争したがる総理はいらない!」「憲法を守れ!」とコールしました。杉山公園を出発したデモ隊はどんどん大きくなり、解散地点の四季の森公園に至るまでに600人を超える隊列になりました。
デモを呼びかけた天音(あまね)さんは「1ヵ月ほど前、もうすぐ安保法制が施行されるこの3月にできることは何なのか、ひたすら考えていました。私が出せた答えがこれでした。今この景色(デモ)をつくることでした」「国民一人ひとりは微力かもしれません。しかし無力ではないということは確かです」「安倍さんが権力でグイグイ推し進めるのなら、野党の背中を私たち国民がより大きな力でグイグイ押さなければなりません」「この国に生きることを決め
た一人一人が野党の背中を押しましょう」。と呼びかけ、最後に「高校生の政治活動の届出制と安保法制の廃止、安倍政権の退陣を求めます」と訴えました。
杉並から参加した中村さんは「政治は特別なことではない。保育園に入れない子、まだ仮設住宅にいる被災地の方、雇用のこと、みんなみんな、政治に直結しているんです」「政治を日常に。自分の住む街でデモをしたり、チラシ配ったり、そういう積み重ねが民主主義をつくっていく。私たちが求める未来を語って表現していきたい。これからも声をあげよう!」と呼びかけました。
デモ隊が配るビラの受け取りが良く、沿道で拍手する人やビルの窓や店から手を振る人、子ども連れのお母さんが自転車を押しながら一緒に歩きはじめるなど、隊列に参加する人がかつてないほど多いのが特徴でした。
デモの最後尾を、ゴミを拾いながら歩く区議の姿が印象に残りました。