2016年7月28日木曜日

▼スキャンダル攻撃の意味
謀略の鳥越攻撃第2弾「週刊文春」に「週間新潮」が加わった
 投票日直前、3日前の28日の朝、朝刊を開くと、謀略の鳥越攻撃の第2弾、「週刊文春」に、今度は「週刊新潮」が加わった。読んでくれなくてもいい、この広告と電車の中吊り広告で十分目的は達せられる。鳥越弁護団は、週刊新潮に対しても27日抗議文を送ったが、事実関係についても日時すらあいまいな話に対応のしようがない。それにしても、このしつこさ。そんなに鳥越が知事になると困るのか?  総ぐるみでかかってきたときの権力の恐ろしさを改めて感じさせるのが、スキャンダル攻撃。こちらも総ぐるみで戦うしかない。 
 政策にも、共闘にも関係がない、あることないこと、ないことないことを宣伝し、相手の人格をおとしめる。そのことで、有権者の票をかすめ取ろうとする戦術は、以前、選挙の直前に共産党の幹部を痴漢で逮捕したり、関係者のスキャンダルをでっちあげたりしたことがあったが、14年前の「事件」を持ち出しての攻撃、妨害はあまり例がない。
 鳥越攻撃をしたかったら、「彼は昔、実は核武装を主張していた」とか、「カネをもらったか、友人の自民党議員の応援をした」とでもいう話を探してみたらどうだろうか。
 鳥越さんは26日の演説で、保育園待機児と特養ホーム待機者の2つのゼロを実現し、250キロ圏内の原発停止を申し入れる、と話した。「原発は日本に欠かせないエネルギー源」という小池候補、「原発を動かすという国の政策を認めるべき」という前東電取締役の増田候補、「福島で原発の危険性はわかった」と「脱原発」を主張する鳥越さん。保育園でいうなら、規制緩和の詰込みを主張する小池候補と、区長と話して…と及び腰の増田候補、「ハコ物つくりの予算をこちらに回すことができるはずだ」と、財源に言及する鳥越さん。いったい誰が、どちらが信用できるのか? 
  27日の革新懇の決起集会では、小池候補があたかも自民党と対決しているかのように見せかけていることについて、大阪革新懇の代表が「大阪維新の会のやり方とそっくり」と指摘した。「改憲隠し」「タカ派隠し」「自民党隠し」が怖いのは、共闘の広がり。大田と台東の都議補選で、民進・共産の共闘が実現した。
 政策や共闘の矛盾でなら、乗り越えられる。「火のないところに煙を立てる」式の人格攻撃は許されない。鳥越さんが「悔しい。事実無根。激しい怒りを感じる」と語ったのは、そのことだ。

 あと2日、あなたは「改憲隠し」「タカ派隠し」「自民党隠し」の知事でいいんですか?と問いかけよう。M

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