2017年1月23日月曜日

東京革新懇第25回総会 93人参加 1/21
野党統一に向け旺盛な動き
16人が元気いっぱいの発言
            会場一杯の参加者
記念講演の山口二郎さん(法政大学教授)
山口二郎教授、政権交代の展望講演
 東京全域で党派を超えた共同が広がるもとで、衆院選小選挙区での勝利めざし市民と野党の共同を発展させることを中心課題に据えた総会に、会場いっぱいの93人が参加。
 記念講演は山口二郎法政大教授。安倍首相を自己愛の強い幼児的リーダー、批判に対する耐性の消滅、虚言、反知性主義と批判。トランプの勝利は民主政治の前提である理念の否定。日本の危機的状況は、権力の暴走と無責任の政治の危機、人間の生命と尊厳を侮辱する社会の危機、労働者の賃金の下落と大企業の収益の増大という経済の危機。参院選の自民党支持は「野党に魅力がない」が理由。「朝日」調査では、「安倍首相の政策が良かったから」15%、「野党に魅力がなかったから」71%。明確な対決軸、構図描けば勝てる。安倍政治に対抗する穏健保守、リベラル、革新勢力の大結集をめざそうと呼びかけました。
今井事務局長が「23区三多摩26市のすべてに広がった戦争法廃止、野党共闘進める共同を土台に衆議院選挙小選挙区における市民と野党の共同をどう豊かに作りあげていくか、日本の命運をかけた課題として提起されている」等、都議選を含めた運動方針案を提案しました。
野党共闘、統一候補擁立に向けた取り組みなど 活発な討論
討論では、杉並革新懇から「自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並」が4回の円卓会議を開催し 10項目の共通政策について3予定候補と合意書を取り交わした。北区革新懇から5回の相談会で「みんなで選挙@東京12区」を2月立ち上げ、自由党小沢氏からは池内候補でいいとの話、前回、自由党青木、共産党池内の合計票は公明太田に3000差で統一すれば勝てる可能性ある。など16人から活発な発言がありました。
最後に特別決議「現代版『治安維持法』、共謀罪は決して許してはならない」と総会アピール「すべての地域に市民と野党の共同を広げ、総選挙において東京で与党を少数に追い込み、日本の政治の転換を切り開きましょう」を全体の拍手で確認しました。
開会挨拶をする井手口代表世話人・東京地評副議長
閉会の挨拶をする佐久間代表世話人・新婦人都本部会長
発言者    堤さん(あいおい損保革新懇)
        浅沼さん(板橋革新懇)
                            若林さん(日本共産党東京都委員会)
       木下さん(都教組)
                           丁さん(府中革新懇)
      江田さん(中野区革新懇)
                               野本さん(大田革新懇)                            
    角倉さん(あいおい革新懇、四職場革新懇)
         奥田さん(宗教者)
           内藤さん(杉並革新懇)
            星さん(三多摩革新懇)         
    佐々木さん(人間講座運営委員会)
      木原さん(東京母親)
     倉本さん(東久留米革新懇)
        昆野さん(西東京革新懇)
        川和田さん(北区革新懇)
地域・職場、団体からの発言要旨
堤 正昭(あいおい損保革新懇) 
 市民と野党の共闘について、職場革新懇としてどう進めたらよいか意見聞きたい。

浅沼秀行(板橋革新懇) 
 昨年657人で10年ぶり再開総会。毎月世話人会開催、ニュース4号発行。昨日は、生活の問題もたたかいの課題にしようと立教大の芝田英明さんが社会保障について講演、50人が参加し盛況。板橋9条の会、「チェンジ国政!板橋の会」、「許さない!戦争法 オール板橋行動」に入り役割発揮。12月に総選挙勝利めざすアピールを出した。

若林義春(共産党都委員会) 
 党大会開催、野党連立政権めざす方針確立。安住氏の挨拶は執行委員会で議論。都議選結果が衆院選直撃。小池都政どう見るか。共産党都議団が追求してきたもの前進。豊洲問題、オリンピック費用見直し、保育者補助も国を加えると共産党要求の月5万円。共産党都議団の政策と実績は抜群。共同勢力が攻勢かければ勝利の可能性は充分ある。

木下雅英(都教組) 
 全教の沖縄支援行動(千人以上)、都教組の沖縄支援視察に参加。沖縄連帯込め、横田基地座込に全都から参加、戦争法廃止、憲法改悪阻止に取り組む。改定学習指導要領が英語、道徳時間増、評価・指導方法、人間・社会像押しつけ。今年道徳の教科書採択、地域の皆さんと一緒に進めたい。都の760万円以下私立高校生無償化、都民運動の前進。

丁 弘之(府中革新懇) 
 昨年6月「選挙で変えよう!ふちゅう市民連合」キックオフ集会、11月ステップアップ集会。172人の賛同人。18区の市民と野党の共同追求。大國魂神社があり市議10人が日本会議所属、市長も本籍日本会議、職員の自衛隊体験入隊、平和都市イベントに自衛隊が参加。戦争法反対では6会派で共同宣言、都知事選では23回の合同宣伝実施。

江田 徹(中野革新懇) 
 東京7区は中野・渋谷。民進党長妻昭氏が6回当選、野党共闘に興味を示さず。2区からの参加者で5回の相談会。12月長妻昭氏と面談「統一候補擁立のために努力したい」。名称は「選挙で変える渋中市民連合」で225日キックオフ集会。中野革新懇は8年前再建、会員140人に。「架け橋」の役割担う。

野本春吉(大田革新懇) 
 戦争法廃止オール大田実行委員会が昨年2月野党勢揃い総行動を蒲田で800人で開催、民主小川、共産小池、維新初鹿の議員挨拶、社民・自由メッセージ。4月に民進、共産、社民、ネット、無所属の7区議参加で懇談会。62回目11本の政策で合意。113回目で統一して選挙勝利のための奮闘確認。1000人委員会とも信頼が高まってきている。

角倉洋子(あいおい損保革新懇、四職場革新懇) 
 1123日安全守るために産業・企業の社会的責任を問う4職場革新懇合同シンポ。企業・産業を超えて課題を共有できると確信。あいおい損保革新懇は南スーダンへの派遣とPKO保険反対、西武革新懇はバス事業の規制緩和反対と労働条件最優先への転換、地下鉄革新懇はホームドアの設置と要員の配置、全日空革新懇は有資格者の飛行間点検の廃止反対などが出された。

奥田靖二(東京宗平協) 
 日本宗平協は沖縄に2度行き、平和の祈りを行動の波へと提起。神を信じる者も信じない者も共闘し平和のために運動を進めなければと確信している。3月ビキニデー、東日本大震災犠牲者追悼、原発の廃止求める祈りの集会、8月原水禁世界大会、平和公園で核廃絶1日断食の祈り、10月全日本宗教者平和会議。手を携えて頑張っていきたい。

内藤利治(杉並革新懇) 
 一昨年「自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並」結成。4回の円卓会議、12月の円卓会議で市民と立候補予定者で協定合意書。市民の会は合意書もち4党に早期の候補者選定申し入れ。石原伸晃7回当選だが過半数は2回、統一すれば勝つ可能性ある。218日高円寺駅で4野党の国会議員、17人の区議も出て演説会を行う。

星 憲彦(三多摩革新懇) 
 12月沖縄でオスプレイ墜落。三多摩革新懇抗議声明を米大使館、政府に送付。CV22オスプレイ今年3機、21年までに7機横田基地に配備。18年から自衛隊のオスプレイ17機配備、普天間基地24機合わせ51機が日本の空を飛び交う。自衛隊木更津駐屯地がオスプレイ整備基地。横田から民家の上を飛ぶ。毎月第3日曜日の座り込みに参加を。

佐々木 浩(世話人、人間講座運営委員会) 
 225日人間講座、小中陽太郎さんと林田光弘君のトークセッション。林田君はシールズメンバー。世代が違うトーク。小中さんは、今どうしたらいいか戸惑い感じる人に来てほしい。林田君は、他者がどう捉えているかを大切に、運動する側が壁をつくっていないかとのこと。共同を広げる意味で多くの方の参加を。

木原秀子(東京母親連絡会) 
 杉並の母親の原水爆禁止署名運動が世界へと広がり、以降年1回の母親大会開催、都道府県、区市へと草の根に広がった。東京母親大会12101300人で開催。板橋ママの会の参加で絵本で楽しむ子育てに50人、よかったとの感想。今後若い人の参加をめざす。32項目決議で小池都知事と都議会会派に要請。今年は1210日江戸川で開催。

倉本朝夫(東久留米革新懇) 
 「戦争はイヤ!声をあげよう実行委員会」が母体に市民連合をめざし、112日、28日準備会を行い、地域の課題も対象に結成したい。1227日に革新懇呼びかけで市政懇談会を開催、3人の市議が参加、いろんな要求が出た。住民参加が重要だ。市の職員は国から予算なしに仕事の押しつけと批判。市の職員と一緒にやることも必要だ。

昆野昭男(西東京革新懇) 
 25日投票で西東京市長選挙。「西東京市民のくらしをよくする会」から杉山さんが立候補。驚いたことに自由党と4年前に立候補した森市議が推薦。前回は現職が3万、森18000、杉山90002000万署名運動、市民連合つくる会議に森氏が参加。行財政改革を国が自治体に押しつけもとで、「よくする会」のもとで革新懇として頑張りたい。

川和田 博(北区革新懇) 
 市民連合つくりたいと5回の相談会。若者の意見で名称は「みんなで選挙@東京12区」。略称ミナセン。2月に会を立ち上げる。自由党小沢さんが池内候補のポスターを早くやりなさいと言っている。新社会党議員も池内でいいと言っている。前回公明党の太田昭宏は70000、池内、青木で3000差に迫る。統一すれば勝てる可能性ある。


2017年1月5日木曜日

2017年1月1日


新年おめでとうございます 
冬牡丹 宮本和郎画伯(東京革新懇世話人)

2016年12月29日

市民と野党をつなぐ会@東京第4回経験交流会に70 
「子どもたちに、社会は変わるんだよと
そう!」と、熱く語る 
講演「新潟知事選について」佐々木寛教授 
(新潟国際情報大,市民連合@新潟共同代表)
 1229日、市民と野党をつなぐ会@東京は、第4回交流会。
佐々木寛新潟国際大教授(市民連合@新潟・新潟に新しいリーダーを誕生させる会共同
代表)が、「新潟の経験」について講演。
講演で話された印象的なことばを拾うと、「圧倒的多数は無党派層、与党にも野党にも
満足していない」「国会前で子どもを肩車にして、会は変わるんだよということを示し
ていきたい」「中央集権型の政治が通用しなくなった」「デモができる社会、日常的に
政治に参加するようになった市民」「知事選では、今回は、自民にお灸を据えますよ。
もう騙されないよと」「マスメディアを味方につける」「野党共闘・・・まず飲み会をやっ
た」「参院選での人間関係があったので、知事選でも勝利できた」
講演後、衆院5区、6区、、7区、12区、2区、10区、11区、8区、23区、
21区、20区、13区、16区などから野党共闘をすすめる市民の取り組みが報告さ
れました。(写真上は、佐々木教授、下は70人の参加者、於ラパス)
市民と野党をつなぐ会@東京第5回経験交流会
116日(月)19:00開会18:30開場)
府中中央文化センター(府
中駅北口徒歩10分)